heyheyhooo舌がん日記

舌がんになってはじめて出会った日々のネタを綴ります

案の定?リンパ節転移

…でした😱

ある意味想定内ではあるのですが、術後の抗ガン剤&放射線治療で2ヶ月も入院せねばならないといえのはイタかった😣

手術に際しての入院は10日程度、その後一旦退院して落ち着いてから、抗ガン剤治療が始まるそうです。

またいろいろ未知の世界が体験できるのか…と前向きにとらえるしかないワタシ。

予防的頚部郭清術

術前検査で転移が見られなくとも、予後のために予防的にリンパ節の郭清手術をする、という方法については、教えていただいてました。(舌がんはリンパ節への転移が多いため、らしい)。
お世話になってる病院の親玉病院?がその治験に携わっていて、もし参加されるなら五分五分でリンパ節郭清になりますが、とのことで
(今回長くなります、すみません)

口腔がんは症例がまだ多くなく、正解が未だに見出だせていないそうです。海外では予防的頚部郭清手術をした方が予後がよいというデータも出たそうですが、日本のようにこまめに経過観察ができる環境にあるなら一概に比較はできないとも。

で、私はといえば初期の初期でしたし、元気なとこまでメスが入るのが(?_?)だったこと、
そして何より、治験に参加すると遥か遠くの親玉病院にかからねばならなかったことからお断りしたのですが

今回リンパ節の腫れが見つかって、ちと考えてます。

術後3カ月、CT検査が…

CTで、人生初のヨード系造影剤入れていただきました。
あらかじめ「体が熱くなりますからね~」とは言われていたけど、あんなに分かりやすく熱っぽくなるとは…と、またもや勉強。

で、どうせまた何もなかろうと思ってたところが、右側の顎下部分に腫れ確認😱
(左にも小さい腫れあったみたいだけど、こちらは良性の様子。先生打ち込んでる電子カルテのチラ見によるものです)
そして急遽、穿刺吸引細胞診検査に…😱😱😱

まずエコーで目標確認、その後局所麻酔注射をして針を刺す。都合三回。

これが悪性なら勿論のこと、そうでなくても腫れが大きくなるようなら、やっぱり手術しなきゃいかんらしいです🙍

病気になって他者にも優しくなれるかと

思てたんですが
できてませんでした😢

痛みや苦しみ、動きたいのに動けない自分。

そんな気持ちが少しはわかったはずだったのに
元気になると忘れてしまうものなのか

そんな自分が、とても何というかダメです。

完全復帰の日

私は外国の方に日本語を教えるのが生業でした。

ですが術後は授業に入らないでおりました。
(発音の心配とかいろいろあって)

けど、本日ちょっと授業してみた。
できた。(=学生が私の話を理解できてた)

できたけど。


こうして元に戻ってゆく自分が、なんだか寂しいです。

私は病院が全然いやじゃない

…てのは
自分が大した怪我や病気になってないからこそ言えるのだと思うのですが

入院してるときは何だか自分が守られてる安心感がありました。
ところが退院してみると、誰も助けてくれない。(退院できるほど元気なのだから、ほんとは当たり前なのですが)


あとは相対的な問題です。
退院間近の自分は、病棟ではほぼ健常者のつもりでいたけれど(まわりにもっと状態が良くない方がいらしたから)

病院を出てみると、私はまだまだ弱者だったと思い知る。(まわりがみんな元気だから)

今でも、月1の経過観察に病院に行くと
「あ~、私はまだ患者なのだな」と思います。

もう普通の生活送ってるんですけどね。